股関節の病気

文責:院長 柔道整復師 榎本 裕志

最終更新日:2022年10月21日

臼蓋形成不全

臼蓋は骨盤にあり、太ももの骨が収まっている「くぼみ」の事を言います。

臼蓋形成不全では、生まれつきこのくぼみが浅いため、太ももの骨が正常にはまっていなかったり、収まりが浅いものを言います。

よって股関節に問題を起こしやすく、変形性股関節症になりやすい状態といえます。

特に臼蓋形成不全を抱える40代以降の女性は体重増加、筋力低下によって変形性股関節症に移行することが多く見られます。

股関節唇損傷

股関節唇とは、骨盤の「くぼみ」と太ももの骨を覆っている軟骨組織です。(下のイラストでオレンジ色で示されています)

太ももの骨が骨盤にしっかりと収まるように助けています。また、太ももの骨が骨盤から外れないように「堤防」の役割をしています。

加齢や運動などによってこの堤防が傷ついたものを「股関節唇損傷」といいます。

しゃがむ、階段を昇る、長くイスに座るなど深く股関節を曲げる動作で痛みが出る様になります。

先天性股関節脱臼

生まれつき股関節が緩く出生時、または生後数か月の間に、股関節が脱臼した状態を指します。痛みなどの自覚症状はなく検診で発見されることが多いです。

脚の長さ、太モモやおしりのシワ、足の開きなどに左右差があります。

股関節の固まる生後7か月までに発見し、早期に治療することが大切になります。

一般的に先天性股関節脱臼の既往がある方は、将来、変形性股関節症になる確率が高いとされています。

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